活用!グリーンリフォームローンを簡単解説【メリットと注意点】
皆様、令和4年(2022年)10月から取り扱いが開始される【グリーンリフォームローン】をご存じでしょうか?
こちらは住宅の省エネ化の支援策の一環として、住宅金融支援機構が取り扱うローン商品となっています。
今回は上記ローン商品について、活用を検討される方に向けて簡単に内容のご説明とメリットとデメリットの解説をしたいと思います。
まずローンのの種類は2種類
・グリーンリフォームローン(省エネ基準を満たす断熱改修、省エネ設備の設置)
・グリーンリフォームローンS(ZEH基準を満たす断熱改修)
のいずれかとなっています。
上記図の示す通り、両方とも一定の基準を満たす省エネリフォームを実施することが必須で、断熱改修や省エネ設備の設備工事を行う場合
【最大500万円までの融資】
【最長10年の全期間固定金利】
が受けることができます。
両方の差異として、グリーンリフォームローンSはZEH水準を満たす方の場合は、金利の引き下げが受けられます。
【メリットと注意点】
・無担保、無保証で利用可能
・全期間固定金利で家計の収支計画が立てやすい
・団体生命保険を利用できる
・住宅の省エネ性能を高められる
融資額は【最大500万円】ですが、省エネリフォーム以外の工事については、省エネリフォームの工事費が融資の上限となります。
例えば、省エネリフォームの工事費が200万円で、その他省エネリフォーム以外の工事費が300万円となるケースでは、
その他の工事費の方は200万円が融資の上限とされるため、合計で400万円が融資の限度額となります。
また、工事に関しては、検査機関による現場検査により、要件(技術基準)に適合していることを証明する「適合証明書」の取得が必要となります。
適合証明の申請時にはリフォーム工事後の設計図書や計算書、平面図、断熱材等の性能が分かる仕様書、設置設備の性能がわかる製品カタログ等が必要で、検査手数料がかかることとなります。
申し込みの手順としては以下の通り
気になる金利については、今のところまだ発表されていませんが…金利が少しでも銀行より低い事が期待されていますが…
以上、活用!グリーンリフォームローンを簡単解説【メリットと注意点】でした。
これからリフォームをされる為、ローンを検討中の方の参考になったでしょうか?
また、続報・お得な情報があればこちらでお知らせしたいと思います。